ヒースランドゴルフ

ヒースランドコースは北ヨーロッパのみ、特にイギリスで見られるタイプです。特徴としては、紫色花のヒース (heather)と黄色花のエニシダ (gorse)があちらこちらに咲き誇りコースの美しさに磨きをかけています。フェアウェイは自然のままの起伏が多くフェアウェイショットでもボールがはじかれヒースやエニシダの中に埋もれてしまう事もあります。リンクスコースが広大な砂丘地帯に自然のまま造られたコースであるのに対し、ヒースランドコースは植物しか生えない荒地(農地には適していないが、ゴルフには最適な酸性の砂地)に人間がリンクスを真似て自然をそのまま残してデザインした内陸にあるゴルフコースのことです。

エニシダは冬の終わりから初夏に咲く花で、花のピークは4月から5月です。ヒースは6月から9月終わりに咲き、花のピークは8月です。ヒースは花が終わっても純然たる美しさは秋冬へと続きます。ヒースランドの砂地は冬でも雨水を十分吸収するのでゴルファーにとってはとても良い状態を保ってくれます。

イギリスのゴルフのイメージは、先ずは海岸沿いのリンクスコースでしょう。しかし、ヒースランドコースもリンクスと同様の美しさと評価があります。大手ゴルフ雑誌Golf Worldではイングランドのトップ50を記載していますが、ヒースランドコースの方がリンクスコースよりも多くランクインしています(ヒースランド27、リンクス16、パークランド7)。

そのヒースランド27コースの内18コースがロンドン南南東に集中しています。サニングデールとウェントワースは世界的に有名ですが、ー番美しい景色を楽しめるのは、何といってもロイヤル・アッシュダウン・フォレストのオールドコースです。アッシュダウンの森 (アッシュダウン・フォレスト)は世界的に有名な「くまのプーさん」のふるさとであり、南イングランドの素晴らしい田舎の風景の美しさ、そのものを眺める事ができます